意外と見落としがちなことですが、事務所の電気もまた、暑さの原因となる熱源になっています。
今までチームネットは白熱灯のデスクスタンドを使用してきましたが、これが実は結構な熱源になっていました。
そこで、チームネットの事務所空間を涼しく快適にするために、事務所で使用している電球をLED型のデスクスタンドに変えました。
白熱灯からLEDに変えたことで、放射熱をだす熱源がなくなり、
体感温度がさがったというわけです。
近夏6月24日(月)は熊谷気象台の発表によると午後2時20分の気温が39.8℃を記録し6月の日本最高気温の記録を塗り替えました。そんな暑い日も、「緑風の家」では外気温38.2℃の時に、クーラーなしで26.3℃を記録しました。(下写真参照、上が室温で下が外気温)
「緑風の家」は埼玉県熊谷にある松本材木店のモデルルームで、『改涼計画』を運営している株式会社チームネットが全体の企画コーディネートを行いました。
緑風の家は『改涼計画』を木造一戸建ての家で思いっきり実現した家なのです。
日本一暑い熊谷でクーラーなしで涼しい快適な暮らしを実現できている秘密はいろいろあるのですが、今日はそのうちの1つである「緑風の家」の外環境を紹介します。
「緑風の家」の周りには効果的に緑が配置されています。
まず南面の緑。
「緑風の家」南側には大きなモッコクの木と庭がありますが、この南側の緑が太陽の日射しを遮ったり、地面からの照り返しを防ぐ役割をしています。
また、緑があることによって、南側に日陰空間ができるので、家の壁や床などの表面の温度を低く保つことができるのです。
そして北面の緑。北側の緑は、冷たい空気のたまり場となる役割をもっています。「緑風の家」では、北側に格子戸を設け、冷たい空気を室内に取り込めるようになっています。
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『改涼計画』では環境統合システムをわかりやすく、実践しやすいものに編集し、お届けしています。
今回は、みどりでまちづくりを考えるワークショップです。
まずは、各チームのファシリテーターから、対象エリアの歴史や地形的な特徴など、
「まちのポテンシャル」紹介がありました。
続いて、グループワークです。
それぞれが、どんなまちにしていきたいか、思いを書き出します。
みんなの熱い思いが、次第にあつまりはじめます。
ワークショップが盛り上がるのは、「思い合わせ」ができるからなんだなぁ、と
いつも感じます。「私もそう思ってた」「そうそう、そうなんだよね!」という
「みんなの思いは一緒なんだ!」という共有体験によって、みんなが笑顔になっていきます。
そして、発表。どのチームもまちへの思いがあふれています。
ワークシートはこんな感じに。
熊谷は「暑い」まちですが、「熱い」まちでもあったんですね♪
次回は7/16。プレゼンテーション公開審査会です。
今回話し合ったことが、具体的なプランになって出てきます。
そして、みんなで投票をして、助成金を獲得できるチームを決めます!
この3週間、各チームのみなさんは大変だと思いますが、
どんなプランが出てくるのか、とても楽しみです。
■暑さの原因を探せ!暑さを「見る」道具たち
6月だというのに、すでに猛暑の気配を感じますね。
今日の事務所の前をサーモカメラで撮ってみました!
緑は水分を含んでいるので、水の壁の役割を果たしてくれているのがよくわかります。
さて、今回は家庭でも暑さの原因をチェックできる便利ツールをご紹介します。
まずひとつ目は、「赤外線放射温度計」です。
これは、温度を測りたいものに直接ふれずに、表面温度が測れるスグレモノです。
これ一台で、家じゅうの暑さチェックができます。
今日の道路の表面温度を測ってみました。
日の当たるアスファルトは49度!対して葉っぱの表面温度は33度でした。
そして、室内にいながら、外気温を知るのに便利なのが、「室内外温度計」です。
これがあれば、室内と屋外のどちらが暑いかを、確認することができます。
本日12:45の経堂の杜の外気温は、31.3度。室温は、クーラーを使わず27.3度です!
これも、北側の5本のケヤキの木がクーリングタワーになってくれているおかげなんですね。
緑がつくり出す涼しさは、機械に頼った涼しさに比べて、さわやかで快適です。
チーム改涼計画 清水でした。
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7月から、このブログは改涼計画へ移動します♪
涼しさづくりの準備編②は、網戸掃除です。
社員みんなで、事務所中の網戸をせっせと掃除しました。
使ったのは、このメラミンスポンジ。水にぬらしてふき取るだけで、驚くほど汚れが落ちました。
■涼しい暮らしのSTEP2「涼しさを取り込む」こと!
では、なぜ「網戸掃除」が涼しい暮らしの準備なのかをご説明しましょう。
涼しい暮らしづくりには、次の2つのステップが重要だということは、先週確認しましたね。
STEP1は「暑さを入れない」
STEP2は「涼しさを取り込む」
今日は、STEP2について解説します。
■「涼しさを取り込む」とは?
-自然は住まいの空調装置。「夜間蓄冷」のススメ
家のまわりには、暑いところばかりでなく、日陰で冷たい空気がたまっているところや、
樹木がつくりだす涼しい空気で、表面温度が低く保たれているところもあります。
こうした場所に面した窓からはエアコン以上に快適な涼風を取り込むことも可能です。
そのコツが、時間による冷気を活用することです。夜間につくられる冷気を室内に取り込み、
日中利用することができれば、クーラーなしでも涼しく暮らすことも可能です。
そのためには、換気量を上げることが重要!
おまけに、扇風機も掃除をしました。
掃除後は、風の通りが違う!と社員一同、涼風に感激。
これで今年の夏は涼しく過ごせそうです。
チーム改涼計画 清水でした。
※「涼しさを取り込む」について詳しく知りたい方はコチラへ※
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